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ビザンチン 7世紀 クロス 葡萄 ゴールド リング 指輪 アンティークジュエリー 

ビザンチン 7世紀 クロス 葡萄 ゴールド リング 指輪 アンティークジュエリー 

7世紀頃の大変希少なゴールドリングです。

古代ローマ時代の透かし細工のテクニック、オプスインタラシレの影響が見られます。

通常、この年代のゴールドジュエリーは22kが殆どですが、

薄い作りで強度を持たせる為にシルバーを混ぜて18kで作られています。


モチーフはリング中央に十字架が彫り込まれ、

葡萄の葉の装飾が周囲を囲んでいます。




大理石像 ディオニゾス 2世紀 カピトリーノ美術館

古では葡萄から作られるワインの飲用で訪れる酩酊には宗教的な意味があるとされ、

古代ギリシャ時代では葡萄と豊穣と酩酊の神ディオニソスへの信仰へ、

古代ローマ時代にはワインの神バッカスへと引き継がれました。





葡萄から作られるワインはキリスト教ではイエスの血のシンボルです。

イエスがゴルゴダの丘で処刑される前、自分の未来を知っていたイエスは

弟子たちと共にした最後の食事の時に、

葡萄酒は自分の血であり、パンは自分の体であるとし、

自分が去った後も記念の食事を続けるようにと伝えました。

これは最後の晩餐と呼ばれています。


十字架と葡萄はキリスト教において重要な意味があり、

この指輪は恐らく位の高い司祭が身につけたものと思われます。


7世紀当時は金が極めて希少であった為、

このようなゴールド製のジュエリーを身につける事が出来たのは、

極めて位の高い人物や、裕福な人物に限られていました。


同年代のゴールドリングについて事実に想像を加えて記した物語がありますので、

是非ご覧になって下さい。

当時の雰囲気や金のジュエリーの希少性を感じて頂けると思います。

メロヴィング王朝 エルペス 緑の石の指輪の物語 前編
シルドゴンドの結婚


メロヴィング朝 エルペス 緑の石の物語 後編
1300年後の目覚め






大変薄い作りのリングですが、18kで出来ており、

強度がある為に良い状態で残っていてくれました。





葡萄の葉が蔦と共に表現されています。





古代ローマ 透かし金細工 オプスインタラシレ








リングの幅の広さを生かして、一周くるりと彫金が施されており、

蔦が波打つように表現され、葡萄の葉が添えられています。

古のジュエリーは、このような繊細な細工の作品が残っていることは大変珍しく、

通常は美術館や専門書で見るようなジュエリーになります。














参考 類似作品 ビザンチンの金細工 ピアス

今回のリングはこのピアスと同じ作りをしています。

薄い金の板に透かしの細工が施されています。




参考 類似作品 ビザンチンの金細工 ピアス





参考 類似作品 ビザンチンの金細工 リング



参考 類似作品 ビザンチンの金細工




参考 類似作品 ビザンチンの金細工 拡大

この金のプレートにも葡萄と葡萄の葉が表現されています。





サイズは19号と大きなサイズです。

サイズ変更はできませんが、

希少な古のリングのコレクションとしても大変ご満足頂ける作品だと思います。

(説明 加筆予定)





 
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国 名
ビザンチン
年 代
7世紀
素 材
18k
サイズ
約19号 0.8cm 2.6g
コンディション
素晴らしいコンディションです。

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