南イタリア 1830年頃 金の小鳥 シトリン 天然真珠 18k ピアス オリジナルボックス
1830年頃の南イタリア製で、
震えるように揺れる極小の天然真珠や愛らしい小鳥の装飾が施された素晴らしいピアスです。
小鳥の囀りが天然真珠の揺れで表現されているような繊細なデザインで、
このピアスを身につけた女性は男性の目には魅力的に写ったことでしょう。
以前、このタイプのピアスで片方しか残っていないものを扱ったことがありましたが、
ちゃんと両方ペアで残っていることは大変珍しく、出会えて良かったお品物です。
7.9cm × 3cmの例外的に大きなサイズであることや、
オリジナルボックスに入っているのも大変幸運なことだと思います。
参考
南イタリア ゴールド 天然真珠 ペンダント
当時のイタリアの女性は階級に関わらず、大ぶりなピアスを好んだようで、
イタリア製の大きなデザインのピアスが残っています。
階級の差がピアスにも反映されており、
純度の低い金やシルバーなど高価ではない素材が使われていたり、
デザインがそれほど繊細ではなかったりします。
動画で是非繊細な天然真珠の揺れをご覧ください。
このピアスは18kでシトリンが使われ、デザインも大変繊細で丁寧にまとめられており、
上流階級の女性の持ち物であったことが伺える上質なジュエリーです。
大変繊細な作りゆえに、ここまで美しい状態でペアで残っていることは非常に稀ですし、
天然真珠もとても綺麗で震えるような揺れも素晴らしいです。
シトリンも裏に箔が敷かれたセッティングで色に深みがでており、
金色の金細工と共に黄金色に輝きます。
大ぶりなピアスがお好きな方には是非おすすめしたい貴重なアンティークジュエリーですし、
身につけると華やかですが、アンティークですので全く嫌味ではありません。
是非お問合せ下さいませ。