Linda Ladurner　リンダ　ラデュルネール　シルバー　ダイヤモンドリング　「ニューヨーク」

現代作家Linda ladurnerのヴィンテージのリングです。
リンダは、都会的な鋭いセンスと幻想的な感覚が組合わさった作品を作る
ジュエリーデザイナーです。

良い作品とは必ずしも、精緻な技術が施されている作品なだけではなく、
感覚の良さによって生まれる造形の美が含まれる事を感じさせます。
そして、優れたデザイナーの作った作品とは、その作品を見た時に一目で誰が作ったかわかる
強い個性を持っているものだと思います。

リンダのジュエリーは、いろいろなデザインがありますが、
このリングは、彼女が訪れた都市からインスピレーションを得た旅のシリーズで
「ニューヨーク」から着想を得た作品になります。

シルバーとゴールドでニューヨークのビル郡を表し、
大きな三日月とダイヤモンドの星で夜空を表現しており、
シャープなデザインの中にも幻想的な雰囲気があり、
リンダらしさが出た素敵なリングです。
旅シリーズは他にロシア、ベネチアなどもあります。

サイズは15号〜16号と大きめですが、
指を包み込むようなデザインですので、15号以下の指でも身につけて頂けます。
私の人差し指のサイズは12号ですが、問題なく身につけることができました。
ユニセックスで楽しんでいただけるジュエリーかと思います。

アンティークのような精緻で再現不可能な技術ではありませんが、
図形をたくみに取り入れた面白みのあるデザインと、
しっかりした作りがとても良いと思います。

こちらはリングと同じテイストのデザインのバングルです。
リンダのバングルは実際に身につけるには大きすぎて、
ジュエリーというよりはオブジェのような趣なのですが、
今回ご紹介をしているリングや、細身のバングルなども制作されているので
そちらがお奨めです。

これらは、過去にソレイユで扱ったリンダ作品です。

アールデコの優れたジュエリーデザイナー、レイモン・トンプリエの、
技術に頼らない感覚的に優れた、まさにピュアアールデコと呼べるような作品が
後に評価されて値が上がっていったように、優れた感性によって作られ、
数が限られているリンダの作品も今後値が上がることが予想されます。