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紀元前1世紀〜紀元1世紀 古代ローマ プラスマ インタリオ リング ウェヌス・ウィクトリクス



この深い森のような美しい緑の古代の石はプラスマと呼ばれ、
古代のインタリオの中でも希少な石で、滅多に見ることができません。

強弱のある緑色の濃淡で、
非加熱ではない自然の石の美しさ、面白みを感じさせます。

楕円形の石でやや盛り上がった膨らみがある形をしており、
小指の爪程の大きさの石に小さな彫刻が繊細に施されています。

キトンを巻いた後ろ姿のウェヌスが兜と槍を持ち、
足元には盾を置き、柱にもたれかかっている
このモチーフはウェヌス・ウィクトリクスと呼ばれているものです。

これは勝利のウェヌスという意味ですが、
ウェヌスの側面を知らせる添える名のようなもので、
他にも、ウェヌス・アウレア(黄金のウェヌス)
ウェヌス・カエレスティス(天のウェヌス)など、いろいろあります。

添え名は、ウェヌスだけではなく、他の神々も持っており、
響きが格好いいので調べると楽しいです(^-^)



例えば、以前扱ったこちらのアポロンのインタリオも
アポロン・サウロクトノス(とかげを狩るアポロン)という意味の
添え名をもったアポロンが題材になっています。

古代美術 古代ローマ2世紀 インタリオ「Apollon Sauroctone 蜥蜴を狩るアポロン」



この勝利のウェヌスですが、
これは、メソポタミアのイシュタル女神が武装した姿が
そのままギリシャ神話のアフロディーテとなったと考えられており、
これらの武具はウェヌスの恋人の
軍神マルスのものとも言われています。

彫りのクオリティは大変素晴らしいです、
彫りが深くはっきりした造形で、何が彫られているのかがよく分かり、
小さな彫刻のようなクオリティだと思います、

女性らしい肉感の後ろ姿が見事に表現され、
柱にもたれかかる時の重心のバランスや、
柱、槍、兜、盾の彫り込みなど、
この石が極めて小さく、機械のない時代に彫られたことを考えると
脅威的な、この彫刻の美しさに胸打たれるのです。

美しい石に、レアなモチーフ、素晴らしい彫り、
インタリオの中でも最高に美しい品質のものです、
千数百年の時を超えて
世界最小の彫刻芸術作品である価値あるインタリオを身につけることは
とても贅沢なことなのです。

このインタリオはルースの状態でしたので、
インタリオの大きさにあわせて
ゴールドリングにセットしていますが、
このリングは19世紀のアンティークリングに着想を得て
作らせたモデルです。






こちらは勝利のウェヌスをモチーフとした古代のコインです。





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紀元前1世紀〜紀元1世紀 古代ローマ プラスマ インタリオ リング ウェヌス・ウィクトリクス

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国 名
古代ローマ (インタリオ)
年 代
紀元前1世紀〜紀元1世紀(インタリオ)  モダン(リング)
素 材
プラスマ 18k
サイズ
17.5号 1.3cm×1.1cm 6.4g
コンディション
素晴らしいコンディションです。

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