19世紀 紋章リング de DURAND de LA CHATRE de TRIEVRES 家
恐らく中世までさかのぼる古い貴族、de DURAND de LA CHATRE de TRIEVRES 男爵家の紋章リングです。
ベゼルには細かな美しい紋章と、シャンクには百合の紋章が刻まれています。
この男爵家には、17世紀には Salomon de DURAND という強い騎士がいました。
それぞれの貴族の家には人生の役に立つような家訓があり、通常は紋章の下部に記されます。
この家の家訓は Moderata durant です、
意味は「もし遠くへ行きたいのであれば乗り物(馬等)の手入れをすること」です。
大きな目標があるなら努力を怠らないこと、というようなニュアンスでしょう。
時を超えても、大切なことは変わらないということを感じさせます。
滑らかでつけ心地がよく、ずっしりとした重みと厚みがあり、
力強く美しいメンズリングです。

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