Victor SAGLIER (1809-1894) アールヌーヴォー器
紫のガラスに金彩でアヤメが描かれた大きな器。ふちにもあやめがシルバーワークで装飾されています。安定感のあるゆったりとした大きな器は飾るのはもちろん、中に水を張って花やキャンドルなどを浮かべても綺麗でしょう。このような形の大きさのある器の作品は珍しいですね。

ガラスは磨りガラスのような程よいつや消しで少し波うつような文様が表現されています、光を通すととても綺麗です。表面は触ると少しだけざらっとした感触です。

ふちのシルバーワークのあやめ、贅沢な作りです。

金彩のあやめ、紫と金の色の組み合わせが綺麗ですね。

大きめで深い器です、是非水を張って使って頂きたいです。

裏にはVictor SAGLIERのマーク。