18世紀 インタリオ リング 神への捧げもの
18世紀に作られた大きめのコーネリアンのインタリオ。
このモチーフは神へ生け贄の牛を捧げているシーンです、このシーンのオリジナルは古代ローマ作品ですが、
それが16世紀にフレスコ画などで再現され、オリジナルの古代ローマ作品は、その後に失われました。
16世紀に古代ローマを模した作品をさらに、18世紀にインタリオでも再現した作品です。
大きなコーネリアンを生かした、複雑で細かなシーンが彫られた繊細な作品です。
コーネリアンは赤く、明るく、同時に深く、美しい色をしています。
大きなインタリオが欲しい方には、とても良い作品でしょう。
リング部分は18世紀の作ですが、その後にべゼルとべゼル付近のフープを除いた、
フープの下半分が取り替えられています、おそらく、摩耗などのダメージがあった為だと思います、
そして、サイズ変更もされています。
18世紀のリングなので、これらのことはそれほど気にする必要はありません。
赤く美しいコーネリアンに繊細な彫りで細かなシーンが彫り込まれています。
大きさを生かした複雑な彫りです。
裏から光を当てると、神秘的な雰囲気が楽しめる作品です。
18世紀のべゼル&シャンクですが、よく見ると、シャンクの途中から色が変わっているのがわかりますか?おそらく、摩耗のダメージが激しかった為なのか、下半分のリングを付け替えていることがわかります。
サイズ変更はもちろん可能です。