イタリア1800年頃 トロイアの王子 パリス カメオ リング 指輪
アゲートに彫られたトロイアの王子パリスのカメオリングです。
艶やかに磨かれたグレーのアゲートには白い層を浮かび上がらせるように、
トロイアの王子パリスの美しい横顔が彫られています。
パリスは「パリスの審判」やヘレネをめぐる物語で知られる、
ギリシャ神話の中でも重要な人物であり、
カメオのモチーフとして表されたものは珍しく、ひときわ印象に残る作品です。
頭部を覆う特徴のある被り物はこの人物がトロイアの王子パリスであることを示しており、
端正な横顔と細やかな彫りには1800年頃のイタリアで好まれた新古典主義的な美意識が感じられます。
縦3.2cmの存在感あるベゼルですがグレーと白の落ち着いた色調により、
華やかすぎず知的でシックな印象があります。
身につけるとアンティークらしい深みと古典的な美しさを静かに添えてくれるリングです。
リング内側には追加のフープが入っており現在のリングサイズは約13号ですが、
リング本体はそれより大きめに作られています。
トロイアの王子パリス
作家:アントニオ・カノーヴァの工房
イタリア、ローマ
メトロポリタン美術館


