古代ローマ 紀元前1世紀 インタリオ 蟹を伴うマーキュリー コーネリアン リング 指輪

古代ローマ紀元前1世紀のコーネリアンのインタリオをセットしたゴールドリングです。
モチーフは神々の使者であり商業の神でもあるマーキュリーです。
マーキュリーは片腕に布を掛けペタソス帽をかぶり、岩に腰掛けてくつろいだような姿勢で表現されています、
マーキュリーのアトリビュートである、カドゥケウスの杖、財布もしっかり彫り込まれています、
足元には鶏も彫り込まれていますが、マーキュリーに鶏を添える表現は他の古代美術作品にも見られ、
これは鶏は彼の主要なアトリビュートではないものの、夜明けを告げる鳥として、
伝令の神である彼の性格をほのめかす補助的なモチーフであったと考えられているようです。
また、蟹と星も表されており、おそらくローマの黄道十二宮の一つである蟹座への言及と思われ、
これはマーキュリーのインタリオとして非常に珍しい彫り込みです。
コーネリアンも透明感があり滑らかで、表面が僅かに膨らんだ美しい石です。
工具痕、構図、量感表現、細部の彫りなどから、古代ローマのインタリオの中でも比較的早い時期の制作と考えられます。
この素晴らしい作品には、
ローマ時代のインタリオに求められる5つの重要な要素がすべて備わっています。
1 古さ
紀元前1世紀の真正なローマ時代インタリオであり、この時代は彫刻の質の高さで知られています。
2 保存状態
欠け、割れ、傷、石灰化もなく、完璧な状態です。
3 石の美しさ
光にかざすと浮き彫りのような効果が感じられる、美しい半透明のカーネリアンです。
4 彫りの質
量感表現が美しく、構図も心地よく整っており、均整が取れていて見やすく、雑然とした印象がありません。
5 主題
あらゆるアトリビュートを備えたマーキュリーに更に珍しい蟹のディテールまで加わった魅力的な主題です。
