古代ローマ 1〜2世紀 ウェヌス・ウィクトリクス ニコロ インタリオ リング 指輪
古代ローマ1〜2世紀のインタリオをセットした18kのシックなリングです。
楕円形のベゼルに留められたのは、濃い青と黒が層をなすニコロのインタリオ。
モチーフはウェヌス・ウィクトリクス(勝利のヴィーナス)です。
女神は槍を持ち、足元には盾、そして手には兜――
彼女の恋人である軍神マルスの武具を手にした姿が勝利の象徴として表されています。
小さく細かな上質の彫りでモチーフの魅力が素直に伝わってきます。
このモチーフはユリウス氏族(gens Julia)との関連で語られることがあり、
同氏族にはガイウス・ユリウス・カエサルや、その甥のオクタウィアヌス(皇帝アウグストゥス)が属していました。
彼らが自らを女神ヴィーナスの末裔と称したことも、こうした図像が好まれた背景として知られます。
ウェヌス・ウィクトリクスはコインのデザインにも見られます。
また、女神を背面から描く表現は、アウグストゥス時代に生まれた構図とされています。
リングは現代の制作ですが、1860年代頃の本物アンティークジュエリーに着想を得たデザインで状態は完璧です。