1820年頃 シチリア ナポリ シャンデリア ゴールド ピアス
南イタリアの陽光を思わせる、きらめき豊かな大型の18金のロングピアスになります。
1820年頃にシチリア、もしくはナポリ周辺でつくられた金細工で、
透かし細工、繊細な打ち出し装飾など、当時の職人技が余すところなく表現されています。
上部には太陽の車輪のような円形モチーフが配され、そこから植物的なパーツが連なり、
大きな中央モチーフへとつながる三連構造です。
揺れるドロップパーツは軽やかで、動くたびに光を細かく反射し、南欧らしい華やかさを生み出します。
このようなスタイルのピアスはジランドールと呼ばれ当時の西ヨーロッパの上流階級の女性が愛用していました。
制作年代を考えると保存状態は大変良く留め具のみ、後の年代に交換されたのみになります。
薄く立体的に造形された18金は重さを感じさせず、見た目のボリュームに対して非常に着け心地が軽やかです。
200年前の職人が作り上げた“小さな太陽の飾り”が、現在でも眩いほどの輝きを放っています。


同年代のゴールドピアス
