古代オリエント 蛇のシルバーリング
古代オリエント、1〜2世紀頃に制作されたとされる蛇のモチーフのシルバーリングです。
太い胴体を三重に巻き付けるように造形し、表面には鱗を模した大胆な彫刻が施されています。
蛇は古代より、守護・再生・永遠の象徴として神話や装飾に数多く登場しました。
指に着けると大ぶりで存在感のある印象を放ちますし、サイズも大きいように見えるのですが、
実際には女性が身につけるような細身のサイズです。
付け心地は正直あまりよくありませんが、
シルバー製の古代ジュエリーで造形的なデザインのものは珍しく
大変面白いリングだと思います。
尾の先端は失われていますが古代ジュエリーとしては通常のコンディションになりますし、
全体としては着用可能で非常に良好なコンディションを保ち、
古代のシルバーの落ち着いた輝きが時代を超えた存在感を放っています。
直径:約3.6cm。
フランス・パリの考古学鑑定士による鑑定書付きになります。

古代ローマ時代
ポンペイの蛇の壁画
House of the Cryptoporticus