ARNOULD ブラックオパール アルヌー リング 指輪 黄金虫
美しい殻をもつ黄金虫をモチーフにしたアール・ヌーヴォーのリングです。
有名なジュエラーであるARNOULDのアルヌーのサインドピースになります。
黄金虫の美しい殻は大変綺麗なブラックオパールで表現されており
見る角度によってオパールが色を変えるのが本当に綺麗で神秘的です。
ブラックオパールの色味はメタリックな青、緑、黄緑への微妙なグラデーションが美しく、
時折、赤色も差し込みアクセントのようになっています。
石が様々に表情を変えるので見ていて飽きない美しい指輪です。
どこかモネの睡蓮の絵のような雰囲気も感じます。
写真よりも実物の方がずっと美しい作品です。
ARNOULD オパールブローチ 参考作品
シャンクには黄金虫の触覚が彫金で表現されています。
サインは摩耗で若干薄れております。
The Paris Salons 1895-1914: Jewellery The Designers Vol.1, 1994, p.37に彼の作品が掲載されています。
エドゥアール・エメ・アルヌー(Edouard Aimé Arnould)は
アルヌは19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍したフランスのジュエラーで
アールヌーヴォー作品で知られています。
1899年にパリの7 Rue de Racineでジュエリー製作を開始し
彼は自然から着想を得たデザインを特徴とし、
特に花や葉、昆虫などのモチーフを多用しました。
彼の作品は、アール・ヌーヴォーの美学を体現するものとして
細部にまでこだわった精緻なデザインが市場や愛好家の間で高く評価されています。