Alfred Menu アルフレッド ムニュ ゴールド ブレスレット
このブレスレットの魅力は写真では全く伝わっていないと思います。
実物は大変作りが良く、しっかりとした重量があり、18kで出来ていますので、
時を経た深みのあるアンティークゴールドの美しさを十分に感じていただけます。
やや幅が広めですが、透かし細工が施されていますので、
重さは感じさせず透け感が大変美しい仕上がりです。
サイズも小さめで収まりの良いブレスレットです。
この美しいブレスレットは19世紀に活躍した
ジュエラー、アルフレッド・ムニュ(Alfred Menu)のサインドピースになります。
アルフレッド・ムニュは、多作な宝飾職人であり、優れた工芸家でした。
アルフレッド・ムニュ(Alfred Menu)は1828年に生まれ、
1840年にルイ・ブノワ(Louis Benoist)のもとで徒弟として働き始めました。
彼はこの工房に10年間勤めた後、
19世紀に有名だったマレット・エ・ジャリー(Marret et Jarry)で8年間働きました。
1862年にはシューム通りに自身の工房を設立し美しい作品で評判を得ました。
ムニュは金細工の専門家であり優れた宝飾職人として知られ
多くの著名なメゾンから注文を受けていました。
Frédéric Boucheron
1870年から1890年の間にブシュロン(Boucheron)も
彼にルネサンス様式の宝飾品や美術工芸品を定期的に注文していました。
ブシュロンエナメルブレスレット
アルフレッドムニュ
メーカーズマーク入り
彼は、アンリ・ヴェヴェール(Henri Vever)の著書『19世紀のフランス宝飾芸術』
(La Bijouterie Française au 19e siècle, Paris, 1908)で頻繁に引用されています。
アルフレッド・ムニュ制作 ブシュロン作品
アルフレッド・ムニュ制作 ブシュロン作品
アルフレッド・ムニュ制作
アルフレッド・ムニュ制作
今日では、アルフレッド・ムニュの宝飾品を見つけることは困難で
大変貴重なアンティークジュエリーとしても知られています。
美しいアンティークゴールドの質感がとても綺麗で
さりげない存在感があります。