古代ローマ1世紀 カボッション アメジスト 蝶 リング 指輪
古代ローマ1世紀の希少なインタリオ をセットした1830年〜1870年頃のリングです。
透明感のある美しいアメジストは濃すぎず薄すぎずの深みのある色合いで
綺麗な丸みを帯びたカボッションに整えられています。
このインタリオに彫り込まれているモチーフは蝶です。
古代のインタリオやカメオの中では蝶は大変珍しいモチーフであることに加えて、
この蝶のスタイルは通常とは異なり羽の表現などが非常に繊細で優雅なデザインです。
古代ローマのインタリオの表現の多くはざっくりした彫りのものが多いのですが、
このインタリオの蝶は大変繊細な彫りに仕上げられており美しいです。
参考に古代ローマ時代の他の蝶のインタリオ をご覧になってください。
参考作品
古代ローマ1世紀 蝶のインタリオ
SCHMUCK II
FINGER RINGE
蝶の戦車に乗ったエロスのインタリオ
蝶は
蝶の表現が大変繊細で美しいです。
蝶はプシュケ、魂の象徴として表される存在です。
プシュケは元々美しい人間の女性でしたが、
多くの愛の試練を奇跡で乗り越え
愛の神エロスと結ばれ神々の仲間入りを果たし女神となります。
このインタリオ も愛や魂に関連する意味を持たせて作られたものだと思います、
アメジストの美しさ、彫りの美しさから特別に作らせたことが伺える
例外的な古代ローマのインタリオです。
もしかしたら愛する女性への贈り物だったのかもしれませんね、
そんな事を想像するのも楽しい本当に美しい作品です。
リングは1830年〜1870年頃の作品です。
シャンクからフープにかけて装飾が施されています。
紫とゴールドの組み合わせが気品があります。
着用写真ではアメジストがややピンクがかって見えるかもしれませんが、
実物は透明感のある紫色です。