百年戦争 Jean de Grailly ネオゴシックスタイル シグネット リング 指輪
この指輪はアンティークらしい楽しさに溢れた指輪です。
この指輪は14世紀に制作されたJean de Grailly(ジャン・ド・グライリー)の紋章リングを模倣して
19世紀末〜20世紀初頭に制作されたリングになります。
ジャン・ド・グライリーは、14世紀のヨーロッパ、
百年戦争のポワティエの戦いにおいてエドワード黒太子の旗の元に活躍し武勲をあげた貴族です。
軍事的な才能がありイングランド軍において重要な将軍の一人でした。
このリングは恐らくジャン・ド・グライリーや歴史、指輪が好きな人物が
オリジナルのジャン・ド・グライリーのリングを模倣して作らせたものかもしれません。
リングは全体的に丸みを帯びた可愛い形で、
ショルダーにはねじれたような装飾が施されています
ベゼル部分にはジャン・ド・グライリーの紋章が刻まれ、ふっくらした曲線の彫金で縁取っています。
左右の穴の部分には元々はルビーが入っていたと思われます、
ご希望によってルビーを留めることができます。
ジャン・ド・グライリーのオリジナルの14世紀のリングは左側になります、
このオリジナルのリングはバロン・ビションとエミール・ギルフの名高いコレクションに属していましたが、
現在はブリティッシュミュージアムに収蔵されています。
オリジナルのリングにはルビーが留められていることがわかります。
貴族の紋章が彫り込まれたアンティークのシグネットリングは
身につけやすいデザインなので人気がありますが、
こんな珍しくて面白いシグネットリングをお持ちになるのは満足度も高いと思います。
ルビーを留めることが出来るのも他のシグネットリングにはなくて素敵です。
ジャン・ド・グライリー 肖像画 1430年頃