マダム・カイ鑑定付 René Boivin ルネボワヴァン ダイヤモンド リング 指輪
アールデコ時代、独特の感性で作られたお洒落なデザインで、
富裕層や社交界の中心、力のあるファッション関係者の間で大変人気があった
ルネ・ボワヴァン(René Boivin)のサインドピースのアールデコリングです。
現代においても、ボワヴァンは人とは違ったものを好む個性的な方に人気があるジュエリーです。
プラチナ製でとても美しい高品質のダイヤモンドがセットされ、
立体的でボリュームがある格好いいデザインです。
丈夫な作りで毎日身につけていても問題ない強度があります。
RENE BOIVIN
Françoise Cailles
このダイヤモンドリングには著書もあるボワヴァン研究の第一人者であるマダム・カイの鑑定書がついています。
ボワヴァンのジュエリーはとてもお洒落ですが、
ジュエラーとしてのボワヴァンの歴史もまたお洒落で面白く
当時の洗練された上流階級の人達の華やかさを感じる事ができます。
創業者であり、類稀な才能に恵まれたルネ・ボワヴァンは1890年代にパリで宝飾店を開業し、
当時ファッションの真っ只中にいたファッションデザイナーであったポール・ポワレの妹ジャンヌ・ポワロと結婚します。
ボワヴァンにはジョゼフィン・ベイカーやデイジー・フェローズなどの著名人が顧客におり、
ボワヴァンのジュエリーは洗練されたセンスとステータスを示すものでしたが、
ルネは1917年に早くに亡くなります。
彼の死後、妻であるジャンヌ・ボワヴァンが会社を引き継ぎました、
ルネと同じく、ジャンヌにも才能とルネと共にジュエリー制作に携わった経験があり、
また、ボワヴァンで働いていたスザンヌ・ベルペロンという才能あるジュエリーデザイナーとのパートナーシップにより
1930年〜1940年代にはその革新的で独創的なデザインで知られるようになりました。
ボワヴァンはアールデコ作品の中でも飛び抜けてファッション性が高い特別なもので、
貴族、芸術家、知識人、外国の著名人ら洗練された上流階級が顧客層でした。
デザインの美しさに加えて歴史の面白さも含めて、
当時の華やかな時代を連想させるジュエリーで現代でも大変人気があるジュエラーです。
直線と曲線を組み合わせた絶妙なバランスで構成されています。
マダム・カイの鑑定書付きになります。