古代ローマ 1世紀〜2世紀 獅子 アゲート カメオ
古代ローマ時代の獅子のカメオの破片です。
古代ローマ時代のカメオは彫りのクオリティが幅広く、
ざっくりとしたものから緻密なものまで様々です。
今回ご紹介しているカメオは古代ローマのカメオの中では
大変品質の高い緻密な彫りのもので、
四肢の顔や毛、筋肉など惚れ惚れするような美しさです。
破片の状態で残っていますが、
古代ローマ時代の上質のカメオは大変希少であることと、
このカメオは割れ方が良いので芸術的な価値があり、
破片でも高額で取引がされます。
足の部分が破損していますので、
全体的にどのような構図であったかを想像する楽しみとロマンがあります。
本当に細かな彫りなので、
写真撮影の際にライトを当てすぎると美しい彫りの陰影が消えてしまうので、
少し暗めの照明で撮影しています。
ゲッティ美術館 古代ローマ1世紀〜3世紀 獅子のカメオ
メトロポリタン美術館 古代ローマ2世紀 獅子のテラコッタ 壺
このままコレクションとしてお持ちになっていてもいいですし、
ペンダントやリングに加工することもできます。