古代エジプト ブルーファイアンス スカラベ リング
本物の古代エジプトのスカラベをセットした希少なリングです。
スカラベは古代エジプトのもので大変古いのですが、
リング自体は古くはなくヴィンテージです。
スカラベには糞を丸く大きくしたものを後ろ足で運ぶ習性があり、
その姿が太陽の運行に似ていた為、太陽神ケプリと同一視され、
神聖な生き物として古代エジプト人に崇拝されていました。
スカラベは古代エジプト人の生活になくてはならないものであり、
石やファイアンスで沢山のスカラベが作られました、
スカラベは大きさもデザインも材質も色も様々に作られており、
同じスカラベがモチーフであっても表情豊かであるのが大変面白いところだと思います。
このスカラベはファイアンスと呼ばれる古代の焼き物で出来ています。
ファイアンスのスカラベは数は沢山作られたのですが、
焼き物である為に壊れやすいので綺麗な状態で残っているものは少ないです。
多くは欠けていたり、艶が失われていたり、色褪せすぎていたりするもので
ジュエリーにするほど美しい状態を保っていることは珍しいのです。
ファイアンスは石に比べて形作ることが容易で扱いやすく着色も出来た上に安価であったので
スカラベ以外にも神像、ウシャブティやジュエリー、器なども作られ
古代エジプト人にとって生活になくてはならない素材でした。
今回ご紹介しているスカラベは色味も深く、艶があり、スカラベの形も綺麗に残っており
ジュエリーにするのに相応しい状態のものです。
本物の古代エジプトのスカラベがついたリングを身につけるのは
遊び心とロマンがあって楽しいでしょう。
メトロポリタン美術館 スカラベ