15世紀〜16世紀初期 ポイントカットエメラルド ハイキャラットゴールド リング 指輪
大変希少な15世紀の古のリングです。
先が尖ったポイントカットのエメラルドがセットされており、
当時の宝石の神秘的なカットを楽しむことができます。
このようなリングは当時の肖像画に出てくるような裕福な人物が身につけていた宝物です。
サイズが小さく2.5号ほどですので、
女性が小指に、もしくは子供が身につけていたものだと思います。
サイズ変更は少しであれば可能ですので、お問合せください。
金やエメラルドなどの宝石は、
当時の極めて限られた人々だけが目にすることが出来た贅沢な宝物でしたし、
宝石自体に魔法のような力が宿っていると信じられていました。
ピラミッドのような形をした独特なカットは中世やルネサンスで好まれたカットの仕方です。
多くはダイヤモンドやロッククリスタルなどが先の尖ったカットに加工されていましたので
ポイントカットのエメラルドは大変希少です。
先端に欠けなどもなく綺麗な状態を保っています。
半透明の柔らかな印象のエメラルドで、
石の中には霧のような、
薄い雲が浮かんでいるようなインクルージョンが確認できて神秘的です。