ムガール帝国 18世紀後期〜19世紀初期 インド エナメル エメラルド ダイヤモンド リング 指輪
大粒のカボッションカットのエメラルドがセットされたインドのエナメルダイヤモンドリングです。
厚みがあってゴツゴツとした味わい深い作りをしており、
エキゾチックな雰囲気や鮮やかなカラーのエナメル使いなど、
西洋のアンティークジュエリーとはまた違った魅力に溢れています。
このリングは18世紀後期〜19世紀初期の年代の古いインドのジュエリーでムガール帝国のものです、
インドのジュエリーの多くは20世紀に入ってからのお品物になりますので希少です。
インドのジュエリーは裏面に鮮やかなエナメルが施されていることが多く
このリングにもベゼル裏面やフープに美しいエナメル細工が施されています。
鮮やかな赤・緑・白・青のエナメルが施されています、
ベゼル裏は4枚の花びらの可愛い花のデザインになっています。
全体的に緑のエナメルの分量が多めでエメラルドの色がより引き立たせる色使いだと思います。
エメラルドは底に緑色の箔が敷かれ、緑の輝きがより鮮明になっています。
インドのジュエリーはこのように底に箔を敷く作りになっており、
ダイヤモンドの輝きや色石の色を強める効果があります。
ショルダーにはダイヤモンドがセットされ彫金が施されています。
サイズ変更は出来ない作りです。
ボリュームのあるエメラルドが楽しめる古い年代のインドの希少なジュエリー
経年による多少のエナメルのダメージはありますが、
アンティークのエナメルジュエリーとして通常のことですし、
全体的に大変良いコンディションを保っています。
参考 インド ムガール帝国 ジュエリー
大英博物館収蔵
参考 インド ムガール帝国 ジュエリー
大英博物館
参考 インド ムガール帝国 ジュエリー
大英博物館
参考 インド ムガール帝国 細密画
大英博物館収蔵