古代ローマ 1〜2世紀 インタリオ 豊穣の女神 フォルテュナ プラスマ
豊穣の女神フォルテュナの古代ローマのインタリオ です。
女性の爪ほどの小さなサイズですが、石の全面にのびのびと大きく細かな彫りが施されており、
大変神々しい立ち姿で石の中に神が宿っているような雰囲気を感じます。
石は深い緑色が魅力的な上質のプラスマが使われていますが、
プラスマは古代ローマのインタリオの中ではとても珍しい素材ですので
通常はプラスマのインタリオはあまり見ることができません。
自然のままの色で、一つの石の中に様々な色調の緑が感じられ、
深い森のようなイメージの石です。
今回は古代ローマのプラスマのインタリオコレクションを買い付ける機会があり、
複数ご紹介させて頂いていますが、一度に沢山見ることができるのは
なかなかない機会だと思います。
粘土に押すと細かく美しい彫りであることが分かります。
片膝を曲げた立ち姿で右手にはフォルテュナのアトリビュートであるコルヌコピア、
左手には運命を操る舵を持っています。
豊穣を司るフォルテュナですが、運命や幸運の女神の側面ももっており、
お守りとしてお持ちになるのにも良いインタリオ だと思います。
インタリオ は観賞用として楽しむのも良いですが、
リングやペンダントにも加工できます、
インタリオ を用いた面白い楽しみ方もありますので、
是非お気軽にご相談くださいませ。
インタリオ は画像ではなかなか小ささが伝わりませんので、
気になっていらっしゃる方は是非一円玉との比較を想像して頂ければと思います。