プロヴァンスのジュエリー ダイヤモンド シルバー ネックレス
フランスのプロヴァンス地方で作られた
フランスの伝統的なジュエリーです。
流行の最先端ではなく地方で作られたジュエリーは
ロッククリスタルなどの高価ではない素材がセットされている場合が多いですが、
プロヴァンスは豊かな土地であった為、この地で作られた伝統的なジュエリーには
本物のダイヤモンドが使われています。
プロヴァンスは暑い気候であった為、
夜になるとエレガントな女性たちは美しい衣装をまとって野外でパーティーを楽しんでいました。
このようなネックレスはその時に身につけられていたジュエリーなのです。
ゴツゴツとしたダイヤモンドがシルバーでセットされています。
このジュエリーが作られたのは19世紀初期ですが、
実際の年代よりも少し古く見えるのは
ジュエリーの流行が中心地から地方へ伝わるのに少し時間差がある為です。
大きすぎず、小さすぎず、普段身につけるのにちょうど良いサイズのダイヤモンドがセットされています、
ダイヤモンドはカット面が大きいので瑞々しくダイナミックな輝きを放ちます。
ダイヤモンドには線のようなインクルージョンが見られますが
古い年代のダイヤモンドとしては普通のことですし逆に味わい深いと思います。
シルバーに包まれた、古のカットのダイヤモンドは温かみがあり
古い年代のジュエリーらしい趣を感じます。
カジュアルな装いにも馴染むデザインだと思います。
19世紀初期らしい繊細なクラスプです。
クラスプには彫金とペールブルーのエナメルが施されています。
今でもしっかり留まるコンディションです。
チェーンは短めの調節して撮影しています。
プロヴァンス地方の衣装を身に纏った女性
参考資料