古代ローマ 1世紀〜2世紀 オールオリジナル 勝利のウェヌス ウェヌス・ウィクトリクス インタリオ ゴールドリング
古代ローマの希少なオールオリジナルのゴールドリングです。
美の女神ウェヌスが繊細に彫り込まれています
黒と薄い青の2層の美しい石は、非加熱のオニキス、ニコロです。
モチーフは美の女神ウェヌス、半裸の官能的な後ろ姿のポーズの女神は
ウェヌス・ウィクトリクスと呼ばれ、勝利のウェヌスという意味を持っています。
これは女神の側面を知らせる添え名のようなもので、
他にはウェヌス・アウレア(黄金のウェヌス)、
ウェヌス・カエレスティス(天のウェヌス)
などがあります。
後ろ姿のウェヌスは、右手に兜を持ち、柱に肘をついた手には槍を持ち、
腕に絡められた薄布はドレープを描きながら足を覆っています、
足元には丸い盾が置かれていますが、
彫り込まれている武具は女神の恋人である戦の神マルスのもの、
戦の神にとって大切な武具を女神が持っているということは、
愛によってウェヌスが戦の神のマルスに勝利した、
愛は力に勝利する事ができるという意味を持ち、
それゆえのウェヌス・ウィクトリクス
勝利のウェヌスという意味を持っているのです。
ニコロは、この薄い青色の層がなんとも言えず美しい色で、
この石に彫りを施すと、霧の向こうに神がいるような雰囲気が生まれます、
その美しさ故に好まれた石ですが、珍しい為になかなか見ることが出来ません。
古代ローマのリングの作りは重厚なものや横に迫り出したもの、中が空洞なもの等いろいろありますが、
このリングは全体的に薄く丸く指を包み込むようなフィットしやすい形です。
サイズも標準的なサイズで多くの方にはめて頂けると思います。
ゴールドの肌触りが優しく身につけた時に付け心地がよく、
インタリオもそれほど迫り出さずほぼフラットにセットされていますので
このようなタイプの身につやすい作りの古代ローマのリングは珍しいです。