1830年頃 お花 ペースト リング 指輪
色鮮やかなピンクとグリーンの色の濃い美しいペーストが飾られ、
ハッと目をひく愛らしさに溢れた小さな花のような指輪です。
18世紀に流行した、イタリア語で小さな庭という意味の
ジャルディネッティのジュエリーからデザインのアイデアを得ているリングです。
このリングが作られたのは1830年頃ですが、
19世紀初期は金が今では考えられない程に高価であった為に、
質の良いジュエリーであっても、とても繊細な薄い作りをしています。
その為に良い状態で残すことが難しいので、
通常はコンディションが悪く、リングが潰れていたり、よれよれになっていたり、
時には修理跡がしっかり残っていたりしますので、
なかなかご紹介できる品質のものを見つけるのは難しいのですが、
このリングは完璧な状態で残っていてくれました。
写真では、チャーミングな実物の可愛い雰囲気を全くお伝えできておりません。
見た瞬間に誰もが可愛いと思うようなチャーミングなリングですので、
是非実物を手にとって頂きたいお品物の一つです。
ペースト部分は結構メタリックで鮮やかな輝きを放ちますので存在感があります。
繊細な作りのリングですから、ここまで綺麗な状態であるのは本当に珍しく
今まで大切にされていたからでしょう。
リングには羊の頭の刻印が打ち込まれています。