18k 20.4g アールデコ ジャポニズム エナメル ゴールド ネックレス
アールデコのジャポニズムの美しいエナメルネックレスです。
ジャポニズムとは、19世紀中期のパリ万博博覧会に出品された日本の美術工芸作品が注目され、
西洋の芸術家に影響を与えた結果流行した芸術様式です。
絵画や工芸は勿論、ジュエリーデザインへの影響もありこのようなジャポニズムのジュエリーが作られました。
ジャポニズムのジュエリーは希少であまり見られません。
日本は着物の完成度の高さからジュエリーが作られなかった国ですので、
このような美しいジャポニズムのジュエリーを西洋の宝飾家達が作り、
こうして現代を生きる私達が見ることができるのは喜ばしいことだと思います。
不思議な美と美の縁を感じます。
作りは18kの透かしのパーツにややふっくらした黒と赤のエナメルで梅が表現され、
プラチナとダイヤモンドで出来た細工がパーツ間とパーツの縁を飾っています、
膨らみのあるエナメルですので艶やかに光を反射し控えめな立体感を感じます。
プラチナの細工は非常に繊細な作りでミルグレーションが細かく打ち込まれており、
ダイヤモンドも大変上質な石がセットされていますので、
ダイヤモンドとミルグレーショが一体となって輝いています。、
とても高品質なお品物で作りが本当に綺麗です。
金と梅の組み合わせやどことなく屏風や扇を思わせる平面的なスタイルからは
日本の美術作品から生まれ落ちたジュエリーであることを強く感じます。
LACLOCHE 1924年頃
パウダー、シガレットケース類
Young Women Looking at Japanese Objects
James Tissot
1869-1870
尾形光琳 紅白梅図屏風 江戸時代(17世紀)
お写真ではプラチナ部分が黒っぽく写っていますが
実物は明るく眩いプラチナでダイヤモンドと共に輝きを放っています。
赤いエナメルと黒いエナメルで梅が表現されていて、
やや立体感のある仕上がりです、
長方形の部分は透かしで黒いエナメルは施されておりません。
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