古代ローマ 3世紀 勝利の女神ニケ or クピド 二頭馬車 カメオ オニキス
古代ローマ時代の大変希少なカメオです、
古代ローマ時代のインタリオに比べてカメオは圧倒的に残っている数が少ないのです。
感覚的にはインタリオが100個ならカメオが一個という感じです。
このカメオはサイズも古代ローマカメオの平均的なサイズに比べて大きいので、
希少なカメオの中でもさらに希少だと思います。
古代ローマのカメオに見られる特徴的なざっくりとした味わいのある彫りで、
有翼の勝利の女神ニケ、もしくはクピド が鞭をふるって二頭馬車が疾走する場面が彫られています。
この構図はカメオやインタリオに見られるものですが、
馬車を操縦する者がプシュケや昆虫になったり、馬が蝶や獅子になったりすることもあり面白いです。
古代ローマ時代にはオリンピックの花形の種目でもあった戦車競争があり、
人気のあったスポーツで現在のF1のように熱狂に包まれていました。
そのため、古代ローマ時代の息吹を強く感じられるモチーフでもあります。
コンディションも良く、構図がよく分かる良い彫りです。
色の濃淡を利用して疾走する感じがよく出ていると思います。
ルースでのご紹介ですが、
ジュエリーとしてお使いになりたい場合は
少し大きめのベゼルの指輪、又はミニブローチなどに加工することをお勧めいたします。
ミニブローチ加工例
古代ローマ時代のヴィーナスのカメオをブローチ加工したものです、
余計な装飾をつけずにシンプルでモダンな雰囲気に仕上げています。
指輪に加工する場合、女性の場合は人指し指などが良いかと思います。
男性であれば薬指をお勧めいたします。
デザインはこのような古代ローマ風のものが似合うと思います。
熟練の職人が担当しますので、とても美しく仕上がります。
古代ローマ時代 モザイク
参考 類似作品
参考 類似作品
勝利の女神ニケが二頭馬車でを引いています。
参考 類似作品
蝶の羽を持つプシュケがペガサスを従えているモチーフです。