ネックレス、ピアス、ブローチがセットになった1850年〜1860年頃の可憐で
希少なオリエンタルスタイルのパリュール、
当時、西洋にはないエキゾチックな異文化を持つ中近東への憧れが高まり、
中近東の芸術、文学などが上流階級の間で流行しました。
その流行は宝飾品のデザインにも取り入れられ、
今回ご紹介しているようなオリエンタルスタイルのジュエリーが生まれました。
西洋のジュエリーとはまた少し違ったテイストのエキゾチックなテイストが光るジュエリーです。
色鮮やかなエメラルドと漆黒のブラックエナメル、海の贈り物の天然真珠で飾られ、
本体は18kでできており、時を超えたアンティークゴールドの色が大変美しいです。
花をモチーフにしたパーツが使われ、身に付けると所々に花が咲くような雰囲気になり大変可憐です、
金線で編んだ紐は金属で出来ていることを忘れさせるようなしなやかさです。
繊細に揺れる姿も美しいので是非動画もご覧ください。
エメラルドは写真撮影や動画撮影が最も難しい石で、どうしても実物よりも色褪せて写っています、
実物は写真や動画よりも深い緑のエメラルドです。
全体の重量も見た目より重くはないのでつけやすいですし、
大変良いコンディションで、さらに3点綺麗に揃っているパリュールなのも珍しいです、
パリュールは作られてから現代までの間に、様々な理由で離れ離れになっていることが殆どだからです。
例えば分けて相続をしたり、紛失や破損、または別々に販売されるなどです。
そういった意味でも3点揃った希少なアンティークパリュールです、
装いや気分にあわせて使い分けることが出来ます。
Edouard Frederic Wilhelm Richter
(1844年6月18日〜1913年3月4日)
金の部分に若干の汚れが見えますが実物は目立ちませんし、
約200年前のアンティークとして通常のコンディションになります。
また、クリーニングをするとそこだけ金の色が光りすぎる可能性があり、
実物は目立ちませんので、クリーニングはせずにこのままの方が良いと思います。
フリンジ部分は震えるようにユラユラ揺れて可愛いです。
天然真珠は一つを二つに割ったハーフパールがセットされていますが、
これは天然真珠が貴重で高価である為です。
金線を編み込んだ紐が3本繋がれてしなやかに動きます、
金属でできていることを忘れさせるようなしなやかなです。
お花のパーツが所々に止められてふわりと金の紐が首元に沿うようになっています。
クラスプもきちんと留まります。