古代ローマ ニコロ インタリオ バッカス or サテュロス 1世紀〜2世紀 ゴールドリング4〜5世紀 指輪
大型の美しい古代ローマのインタリオが豪奢なゴールドリングにセットされた
古代ジュエリーをご紹介致します、
インタリオの年代は1〜2世紀、リングの年代は4〜5世紀になり、
ぞれぞれ制作年代に差がありますが、
このように古代ローマの美しいインタリオが時を超えて後の年代のリングにセットされることは時々見られることで、
オールオリジナル のリングとはまた違った面白さ深みを感じます。
この大きくて美しいニコロには、柱に寄りかかり、ペダムを持った人物が彫り込まれています、
恐らくバッカスまたはサテュロスでしょう、
L P M の3つの文字も彫り込まれていますが、これは所有者のイニシャルだと思われます。
3本の金線がフープ部分を形作り、その上に渦巻き状の金線が、
6個ずつ、合計で12個側面にセットされた大変華やかで豪奢な装飾です。
リング内側に空間がありますので、実際のリングサイズよりも余裕がある作りです。
体感的にサイズは17号くらいだと思います。
THE THETFORD TRESURE 掲載資料
今回ご紹介している物と同じタイプのリングが図で説明されています。
以下写真は類似作品になりますので参考にご覧になってください。
類似 インタリオ 作品
古代ローマのインタリオ アポロン
大きなインタリオがセットされボリュームのある格好いいリングです。
古代ローマ時代のリングですが、今見ても古さを感じさせない時を超えた新鮮な美しさを感じます。
コレクションにされてもいいですし、
男性はもちろん、女性が身につけても格好いいと思います。
サイズを大きくすることは構造上できませんが、
大きい場合は内側に小さな金のリングをセットするなどしてサイズの調整を致します。