18世紀 ローズカットダイヤモンド リング 指輪 アンティークジュエリー
18世紀、息を呑むような美しく希少なダイヤモンドリングです。
お写真では仄暗い中に佇む神秘的なダイヤモンドの輝き、
時を超えた重厚な雰囲気は全く伝わっておりませんので、
是非、動画をご覧になって下さい。
動画でも感じて頂けると思いますが、
暗く落ち着いた色合いのシルバーの中で、ダイヤモンドがまばゆく輝いています。
ダイヤモンドの下に敷かれた銀色の箔が経年変化で所々グレーに変色しているのも
ダイヤモンドの輝きに深みを与えていると思います。
18世紀当時に倣って、蝋燭の光の下で指輪を眺めてみましたが、
あまりの美しさに心が震えるリングです。
18世紀のリング自体が希少ですが、
その中でもこれだけの大型でダイヤモンドを多く使っているものは更に珍しいリングです。
当時はダイヤモンドの産出量が少なく、産地も限られており、
今よりもずっとダイヤモンドを入手することは困難でした。
作りも厚みがあって大変しっかりしており
素晴らしいリングだと思います。
全体的にダイヤモンドは綺麗に輝きますが
中央のローズカットダイヤモンドは大変厚みがあり、
特に力強い光を放っています。
ジャルディネッティを思い起こさせるようなデザインも
本当に素敵です。
中央のローズカットダイヤモンドは厚みがあり
美しいカットで大変よく光ります。
シャンクの作りもバランスがよく綺麗です。
Thomas Gainsborough
Frances Browne, Mrs John Douglas (1746 - 1811)
Date 1783
アンティークジュエリーを持つ楽しみの中には、
オリジナルの持ち主を想像することがありますが
これだけの美しいリングですから相当位の高い貴婦人の持ち物であった事が伺えます。
これは想像に過ぎませんが、もしかしたら、この指輪はヴェルサイユにいた貴婦人の持ち物で
アントワネットも、この指輪を見た事があったかも、、、なんて考えるのも
アンティークジュエリーの夢の部分の楽しみですね。
裏面の作りも本当に綺麗に仕上げられています。
指を包み込むようなデザインです、
18世紀の夢が詰まった素晴らしいダイヤモンドリングは
是非、実物を手にとって頂きたいリングの一つです。