19世紀後期、ゴートレーのジュエリーを思い起こさせるようなブレスレットです。
華やかですが適度なつけやすいボリューム、
程よい艶消しの18kのアンティークゴールドの質感が上品です。
素材使いも豊かで、照りと艶が綺麗な天然真珠、色鮮やかなサファイヤ、
小さくても存在感のあるローズカットダイヤモンド、
細かなく丁寧なミル打ちが施されたプラチナ細工で仕上げられています。
このような美しいブレスレットも市場ではなかなか出てこなくなってきてしまいました。
2種類の異なったデザインのパーツが交互に繋がれていますが、
どちらのパーツも美しいデザインで
小ぶりですが、作りもとてもキリッとしています。
一つは天然真珠の周りをカリブレカットサファイヤが囲んだ花の装飾の楕円のフレームのパーツです、
カリブレカットはとても出来が良く、小さいのに隙間なく綺麗に敷き詰められており、
サファイヤの色も綺麗なので深い青色の輝きがチラチラと光りながら天然真珠の周りを駆け抜けます。
カリブレカットサファイヤの美しさは是非、動画でご覧になってください。
もう一つは細長い花モチーフのフレームの中にプラチナ細工が浮かんでいるように見えるパーツです。
細く小さなプラチナのパーツですがミルグレーションもすごく細かくて綺麗な仕事ですし、
添えられたダイヤモンドもミルグレーションと一体になって輝いて美しいです。
ブレスレットは小さくサイズ変更をする際には、パーツを外す必要がありますが、
この美しいデザインのパーツでしたら、外したパーツで小さなペンダントを作ることも出来ると思います。
ペンダントを作る際には、そのままパーツを使わず、天然真珠などを足したり、
バチカンのサイズを工夫したりして、
バランスよく可愛いプチペンダントになるように仕上げています。
クラスプもこの2種類のパーツに合わせたデザインのもので透かし細工の花モチーフの彫金です、
クラスプだけ違ったデザインが施されていることはあまりないので贅沢な作りですね。
今でもカチッと綺麗に止まりますし、セーフティーのパーツがついていますので
安心してお使い頂けます。
天然真珠のサイズは約5ミリと大粒です、
天然真珠は3つセットされていますが、
照りと艶が綺麗な真珠で同じサイズ感のもの丁寧に選んでいることが伝わってきます。
形が少し扁平なのもブレスレットとして使うときに出っ張り過ぎないように考えて選ばれた形ですが、
天然真珠ならではの可愛い形ですね。
裏面も含めて、全体的にとてもコンディションの良いブレスレットです。
華やかで作りも綺麗ですが、1.2cmの幅で使いやすいボリューム感だと思います。
サイズ変更も承りますので、ご相談ください。