古代ローマ時代の大変希少なリングをご紹介致します、

カメオもリングも全てオールオリジナル のカメオリングです。

ほぼのノーダメージで作られた当時の姿を保っており、

古代ローマ時代からそのままタイムスリップしてきたかのような美しさです。


もしかしたら、女性のお客様の中には

古代ジュエリーに馴染みがない印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません、

でも、このリングはシャンクやフープがキュッと小ぶりな作りで、

古代ローマのカメオもざっくりとした可愛い彫りです、

カメオの色合いがまろやかで優しいこともあり、

全体に漂う雰囲気がとても女性らしいリングだと思います。





古代ローマのリングは比較的大きなサイズが多いのですが、

こちらは小さなサイズで女性の指にはめることが出来ます、

男性であれば小指などにつけるとお洒落です。





動画ですと実物の雰囲気をより感じて頂けますので

是非、動画もご覧になってください。





女性の指にぴったりの小さなサイズ、4.1gの軽さですが、

シャンクの透かし模様の細工などは、重みのある上質な古代ジュエリーに見られるものと同じです。

この透かし細工は、植物を模したもので、自然や再生などを意味します。





カメオはまろやかなグレーとホワイトの二層のオニキスアゲートが使われており、

石の層の違い、彫りをはっきり見ることができます。


モチーフは下向きの松明を掴んでいる物憂げな有翼の幼子です、

下向きの松明は、今は亡き者の魂に関連があると言われており、

このモチーフは、死者の魂を運ぶタナトスか

会えない者への愛を司るポトスと思われます、


タナトスは死者の魂を冥府へ誘う神で、

下向きの松明や剣がアトリビュートとして添えられることが多いモチーフです。





このザクザクとした独特の彫りは古代ローマ時代によく見られる

味わい深い彫りであり、緻密な彫りとはまた違った古代のカメオの魅力があるもので、

モチーフが可愛く彫り込まれていると思います。



作られてから千数百年が経過しているにも関わらず、

驚くべきことにカメオもリングも全て当時のままのオールオリジナルですし、

特にこのリングは浮き彫りのカメオがセットされていますので、

カメオは沈め彫りのインタリオに比べると、どうしてもダメージを受けやすく、

古代ローマ時代の作品ということを考えると

ほぼダメージのない綺麗な状態で残っていることは奇跡的で

強運のお品物と言えると思います。

それだけでお守りになりそうなリングです。



オールオリジナル、しかもこのように上質なリングは通常の市場に出てくることは殆どなく

特別なルートから数年に一度出てくるか出てこないかという希少性です。

古代ジュエリーがお好きな方には勿論、

いつかは古代のオールオリジナル のジュエリーを手にしてみたいと思われている方にも

大変お奨めの作品です。


古代ローマの美術館級の作品を手の取ることが出来て、

ジュエリーとして身につけることが出来るのは贅沢なひと時となることでしょう。