小さいですが燦然とした輝きに満ちたジャルディネッティのブローチです。

ジャルディネッティとはイタリア語で小さな庭の意味を持ち、

小さな花をジュエリーのデザインに落とし込んだ可憐な造形は

特に18世紀のフランスの宮廷を中心に流行したものです、

当時、インドからもたらされた色とりどりの美しい宝石が飾られ、花々を宝石で表現しました。





ジュエリーの写真撮影は難しく、

このブローチも動画の方がずっと魅力が伝わっていると思います、

ダイヤモンドも本当に力強く輝いて美しいです、

エメラルドの色なども写真と実物では違いますので、

ぜひぜひ、動画もご覧になってください。









写真では大きく見えておりますが、

2.6cm × 2.4cmの小さなサイズです。





クリアなダイヤモンドを葉に、フレッシュなエメラルドを花に、

色鮮やかなかリブレカットルビーを茎に見立てています、

ダイヤモンドの籠に花が生けられたデザインで、

キュッと小さく作り込まれたブローチです。


エメラルドの色合いは色のトーンがそれぞれ違う為、

花々の豊かさを表現したような雰囲気が漂っています。


このブローチは19世紀後半から1920年頃の間に作られたと思われます。








裏面はクリップ式、オープンセッティングになっています。




クリップになっていますので、

チェーンやリボンに下げてペンダントとしてもお使いになれます。