17世紀〜18世紀 聖アンナ 奇跡のエメラルド カメオ リング アンティークジュエリー
大粒のエメラルドで出来た相当希少なカメオ、
モチーフは聖母マリアの母、聖アンナです。
写真ですと彫りが粗く感じられるかもしれませんが、
実物のカメオの雰囲気は芸術性溢れる美しさに満ち満ちており、
色の濃い上質のエメラルドの塊から彫り上げた素晴らしく贅沢なカメオです。
このカメオは17世紀〜18世紀に作られた古いカメオで、
作られてから長い時間が経っており、
欠けやすいエメラルドのカメオが、今まで大変良いコンディションで残っていてくれたのは
聖アンナのご加護がカメオに宿っているからと感じずにはいられません、、、。
大粒のエメラルドにヴェイルを被った聖アンナの横顔が彫り込まれており、
エメラルドの色も深くてとても美しいので、
身につけると本当に雰囲気が良いリングです。
エメラルドは柔らかな石ですから、
本来カメオなどの彫刻を施すには不向きな石です。
彫っている途中で石が割れてしまったり、欠ける可能性が高いので
腕の良い宝石彫刻師が余程慎重に彫り進めないと彫刻を施すことはできず、
扱いが大変難しい石なのです。
ごくごく稀にエメラルドのカメオやインタリオを見かけることはありますが、
殆どは小さなサイズのものです、
今回のように大きなエメラルドの塊から彫り上げたものは大変希少ですし、
大粒ですから見ごたえがあり相当に贅沢なカメオです。
当時のどのような人物が作らせたものか想像するのが楽しい作品です。
エメラルドはアゲートのような色の層がない為に、
彫り自体ははっきり見えませんが、それがまた良いと思います、
雰囲気としては、大きなカボッションエメラルドに滑らかな彫刻が施されており、
光の加減で凹凸が浮かび上がる感じで瑞々しく、
なんとも美しく贅沢なリングだと思います。
雰囲気がよりよく分かる動画も是非ご覧になってください。
ただ、石の色が実物よりも薄めに写っていると思います、
実物はもっと色の濃い鮮やかなエメラルドです。
エメラルドは宿命的にインクルージョンが多い石です、
このカメオにも見られるヒビのようなものは
エメラルドの特徴であるインクルージョンになりますので
ダメージではありません、カメオの状態は奇跡的に大変良いです。
横から見ても厚みのあるエメラルドです。
リングの作りは19世紀のもの、カメオの雰囲気にあった美しい作りのリングです。
サイズ変更可能です。
身につけると芸術的な雰囲気漂う美しいカメオリングです。
大粒のエメラルドのカメオリング、滅多に出会うことのない逸品です。