豊穣の女神のピアス 大粒シトリン ゴールド フランス 1830年頃
大粒でこぼれ落ちそうなシトリンをあしらったフランスのゴールドピアス、
1830年頃の古く希少なお品物です。
特に、この年代のフランスではシトリンは希少価値のある石として
ジュエリーに仕立てられますが、
ここまで大粒のシトリンを使ったピアスは珍しく、
シトリンは表も裏も膨らんだボリュームのあるカットです。
深みのある濃い橙色をしており、表も裏も綺麗に輝き、
香り高い果実のような、全体に醸し出される豊かな雰囲気にうっとりします。
ゴールドジュエリーとも相性が良いので、大型のピアスですがコーディネートしやすいと思います、
シンプルなゴールドロングチェーンなどに合わせてもバランスが良いでしょう。
石の色も透明度に優れているので、肌馴染みが良いです。
合計で10gと重みがあるので、揺れ方もゆったりとしており、
存在感があります。
1830年頃の金が高価だった頃の作品ですから、
使われている金の量は僅かですが、果実を包み込む葉のような金の彫金がシトリンが留めていたり
金の細工など大変美しいです。
このようなデザイン性の高いアンティークピアスは希少です、
豊穣の女神が身につけているような素敵なピアスだと思います。