海のリング ブルーカルセドニー ゴールド
アール・ヌーヴォーの珍しいモティーフと石を使ったリングをご紹介いたします、
優しいグレイッシュブルーの石はブルーカルセドニー、
艶のあるカボッションにカットされていて、
朝日が昇る直前、ほんのり明るくなった空のような、
なんとも言えない優しく神秘的な色をしています、
ブルーカルセドニーがジュエリーに使われるのはとても珍しく、
あまり見たことはありません。
ブルーカルセドニーを囲むような独特の彫金のモティーフは海藻、
こちらもアール・ヌーヴォーの中では、あまり見ることのない珍しいモティーフで、
豊かな海を泳ぐマーメイド達のささやき声が聞こえてきそうな優しい雰囲気を感じます。
海藻のブローチ 1908年
Paul Gabriel LIENARD
ブルーカルセドニーと海藻のモティーフという組み合わせ、
あまり見られないモティーフと石の選び方、ある意味シンプルなデザインにこだわりを感じますが、
アール・ヌーヴォーの作家、Paul Gabriel LIENARD は
海藻を好んで上記のようなテイストのジュエリーを作っていましたので、
サインはありませんが、もしかしたら彼の作品かなと思っています。
金の色はマットなつや消しのクリーミーな金色で、
海にふわりふわりと漂う海藻が優しく表現されています、
海藻が優しく包み込むようにブルーカルセドニーを囲んでいるデザインで
ブルーカルセドニーとマットな金の組み合わせの色の相性も大変よく、
珍しいアール・ヌーヴォーの指輪です。
カボッションのブルーカルセドニーを包んで巻き上げるようなデザインで
手前へ迫るような立体感が美しいです。
とても珍しいアール・ヌーヴォーの海のリングです、
少し他とは違う作品が欲しい方へ、気軽にお使い頂けるリングのご紹介です。