小さく軽い作品は作りやデザイン、素材が良くない場合が殆どなのですが、

このリングは重さ2.2gと軽く小ぶりな作品ながら、

作りや素材はハイクオリティのアール・ヌーヴォー作品と変わらず、

上質のアール・ヌーヴォー作品のミニチュア版といった感じがして可愛い指輪です。


アザミはアール・ヌーヴォーにおいて好まれたモチーフの一つ、

生き生きとした生命力を感じさせる小さなアザミの細い茎が

左右からスルスルと伸びてベゼルを形作っています。

金色に輝く糸で、ひと針、ひと針、丁寧に作り上げた刺繍のような

細かな彫金が本当に愛らしい作品です。






金の色は明るくクリームがかったレモン色、

優しく、肌馴染みの良い金色をしています。






そして、存在感抜群なのが、このローズカットダイヤモンド、

とても小さなリングなのですが、

綺麗によく輝く美しいローズカットダイヤモンドが

プラチナの爪でそっとセットされているのも素晴らしいです。

小さいけれど大変クリアで瑞々しく、

本当にギラギラっと力強く輝くローズカットダイヤモンドが選ばれています。






アール・ヌーヴォーのウオールペーパー

アザミのパターン

1897. Eugene Grasset (1841-1917)





ルネ・ラリック

アザミのコルサージュ

1905年





ベゼルは伸びやかなアザミが形作り、シャンクはアザミの葉と茎のデザインになっており、

繊細で丁寧なデッサンで作られていることが伺えます。





18kの鷲のホールマークいり。





重ね付け用に凝った作りの特別なピンキーリングとしても可愛い指輪です、

繊細ですが、サイズ変更可能です。

サイズは後日掲載致しますm(_ _)m