古代ローマ 3世紀 サファイヤリング
古代ローマ3世紀のサファイヤのリングです。
古代ローマの古いサファイヤを使ったリングはとても希少で、
私も数えるほどしか見たことがありませんし、
ここまで大きなサファイヤは当時も本当に貴重であったことと思います。
古いサファイヤは独特の色合いをしており、
朝焼けのような、夕焼けのような、、、
角度によってピンクがかって見えたり、グレーがかって見えたり、、、
不思議な色をしているのが特徴です。
古代ローマ時代、サファイヤは
遥かセイロンから船旅でローマまで運ばれました。
美しい宝石達が長旅の末にジュエリーに仕立てられ、
高貴な人々の手に渡っていたかと思うと、本当にドラマがあります。
古代ローマの人々もインドからもたらされる希少な品々、
香辛料や真珠、宝石、美しい布を積んだ船の到着を楽しみに待っていたことでしょう。
そんな背景が想像できる、ロマンあふれる楽しい指輪です。
古代ローマ時代独特の横にせり出した形をしており、
シャンクには模様が刻まれています。