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Larousse des pierres precieuses 36p〜37p 掲載 Michel Duchamp氏 コレクション 後期ミノア クレタの牡牛 インタリオ

Larousse des pierres precieuses 36p〜37p 掲載 Michel Duchamp氏 コレクション 後期ミノア クレタの牡牛 インタリオ



Larousse は

1850年に創立者ピエール・ラルースがフランス語辞典を編集したことに始まる

フランスの出版会社です。

ラルース出版会社はピエールの死後も続き、

現在でも幅広く様々な教育の場で使われている

フランスを代表する百科事典の出版社です。





今回ご紹介するインタリオは

ラルース出版社が出版した宝石についての知識がまとめられた本、

Larousse des pierres precieuses に

掲載されている ミノア文明のインタリオになります。


そして、このインタリオを所有していたのは 

古代カメオ、古代インタリオのコレクターで有名な

Michel Duchamp氏 です。






この本の36p〜37pの左上、大きな瞳の牛のインタリオです。





長い時を経て、木をぎゅっと固めたような質感になっていますが、

本来は石灰化したコーネリアン、もしくはアゲートと思われます。


全体の3分の1ほどが欠けている状態になりますが、

欠けがあることで、むしろ想像力を刺激させるような構図であることが幸いし、

ドラマティックな印象のインタリオとして残っていてくれました。


後ろ足部分が欠けているにもかかわらず、

時を超えて迫りくるような躍動感に心打たれます、

失われた足は蹴り上げられていたのか、揃えられていたのか、、、

そして、欠けてしまった部分は今も世界の何処かに眠っているのか、、、想像は尽きません。


顔の半分以上を占めるような大きな瞳の牛の顔も独特です、、

空へ伸びる立派な長い角、、、

キュッと捻られたような首元の表現、伏せた前足、、

勢いよく倒れ込んだのか、尾が前方へグッとせり出し、

クルッと回転しています、、、


そしてミノア文明という年代の古さ、、、

どこを見ても目が離せなくなるような力強いインタリオです、、


ミノア文明において牛は特別な動物であったようです、

それを表す美術品がクレタ島から沢山出土しています。





クレタ島 クノッソス宮殿の壁画


クレタ島では 牛飛びの儀式 と呼ばれる宗教的な儀式があったと言われており、

それを表した壁画なども出土しています。


空中で回転して牛の背に乗っているような動きで

現代の感覚ですと危険極まりないですが、重要な儀式だったようです、

牛飛びに参加する者たちにとっては、

晴れの舞台で自分の力を試す意味もあったのかもしれません、、、



壁画の他には、、、






クレタ島 牡牛のゴールドリング

牛飛びの儀式の装飾のゴールドリングも出土しています。

貴重な金を惜しみなく使ったリングは高位の人物の持ち物であったことでしょう、

当時、牛飛びの儀式がどれほど重要であったかが、

改めて伝わってくるようなリングですね、

牛の顔の表現も、今回のインタリオと似ています。





>牛飛びの儀式 イメージ図





こちらは牛頭のリュトン、

大変立派な出来栄えで、こちらも儀式に用いられたものなのでしょう

ステアタイト、ジャスパー、そしてマザーオブパールでできています、

牛の顔に刻まれた模様、、、素晴らしい表現力に圧倒されます。


ミノアの人々の表現力の素晴らしさは、他の出土品にもよく現れています。





クレタ島 タコ文様の壺

壺の丸い形を利用して、タコの顔を中央に描き、

足が壺を埋めるように縦横無尽に伸びています。

のびのびした表現に海洋のおおらかさを感じます。




蛇の女神像

頭に獅子を乗せて、両手には蛇を掴んでいます。

乳房を出し、キュッと絞られた腰とふわっと広がるスカートが女性らしいラインです。

地母神と考えられますが、

丸くふくよかな地母神像が多い中で、例外的なスタイルと思います。






古代ギリシャ神話に怪物ミノタウルスの話がありますが、

その舞台はクレタ島です。

20世紀初頭、クレタ島のクノッソス宮殿の発掘が進むに連れ、

クノッソス宮殿内部の迷宮のような構造が明らかになりました、

そして至るところに牛の装飾品、牛の壁画が飾られていたそうです。





古代ギリシャ人がクレタ島を訪れた時、

迷宮のような宮殿といたるところに飾られている牛の装飾品に目を奪われ、

迷宮に住む怪物ミノタウルスのドラマティックな

神話が生まれたのかもしれません。







このような欠けのある古代インタリオやカメオ をジュエリーに加工するには

このように、欠けた部分を金で補う方法などがお勧めです。

ダメージを生かした加工は、むしろ欠けた部分への想像力を刺激しますし、

金雲のような仕上がりが美しく、

今回のクレタの牡牛のインタリオにはぴったりの加工法でしょう。



この方法は、どんなカメオやインタリオにも合うという訳ではなく、

想像力を刺激させるような構図の欠けであったり、

元々のカメオやインタリオのクオリティが高い方が

美しく仕上がりやすいです。

 

Larousse des pierres precieuses 36p〜37p 掲載 Michel Duchamp氏 コレクション 後期ミノア クレタの牡牛 インタリオ

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国 名
クレタ島
年 代
後期ミノア
素 材
石灰化したコーネリアン もしくは アゲート
サイズ
1.5cm×1.9cm
コンディション
3分の1が欠けています。

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