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古代ローマ 1世紀〜2世紀 謎の題材 水晶 インタリオ







手に持つとひんやりと冷たい楕円形の水晶の大きなインタリオ、

見れば見るほど面白い構図で、

古代ローマのインタリオの複数の専門書を確認しましたが、

同じ作品が掲載されているのを見つけることが出来ませんでした、

この構図にどのような意味があるのか?  

考えるのがとても面白い謎のインタリオです。



粘土に押した画像をみると、

左側には麦が、右側には上から、象、ネズミ、蟻(もしくはバッタ)が

彫り込まれているのが分かります。



古代ローマの専門書の中にも同じ作品が見当たらない程珍しいので、

当時、有名であった何かを表しているわけではないような気がします、

でも、わざわざ高価で希少な大きな水晶に彫られていますから、

何か特別な意味が必ずあったはずです。



このようなインタリオは時を超えて想像力の扉を開いてくるような、

とても素敵な作品だと思います。



このインタリオの意味を考えてみました、、、



左側の麦はそのまま作物を表しており、

麦に顔を向けて彫り込まれている象、ネズミ、蟻は、3匹とも作物を荒らす存在です、

象は大きな足で畑を踏みますし、

ネズミは作物をかじります、蟻が巣穴を作ることで畑に穴が空きすぎたり、

アブラムシなどの発生で作物が育ちにくくなります。


この麦と3匹の生物の組み合わせの意味は、作物が被害に合わずに

無事に育つように、、と願いを込められて作られた特別なインタリオなのかもしれません。


当時、麦は北アフリカやエジプトで多く栽培されており、

象もアフリカにおりましたので、恐らく、北アフリカに

田畑を持つ裕福な古代ローマ人の農場主が作らせたのかも、、、しれませんね。


勿論これは、一つの可能性ですし、面白い寓話のようなモチーフだったのかもしれません、、、

皆さんにも、是非是非自由に想像して楽しんで頂きたい作品です(^-^)





当時、水晶という素材もとても珍しく、これだけの大きな水晶ですから

素材だけでも裕福な人物が作らせたものであることが分かります。

どんな意味があったのか、、、本当に謎のインタリオです。





天然の古い希少な水晶で、石の中に霧が広がるようなインクルージョンが美しいです、

光の角度によって、内側でキラキラと輝きます。





象が題材のインタリオやカメオはとっても珍しく、

資料でもなかなか見つけることができませんが、

見つけたものを掲載いたします。







メトロポリタン美術館

象のインタリオ

古代ローマ 1世紀〜3世紀





左がインタリオ、右がカメオです、

両方とも象が車に乗って、それぞれネズミや鶏が車を引いています、

これにもどんな意味があったのか?

本当に興味深いですね(^-^)


とても面白いインタリオですので、コレクションにもぴったりですが、

ルースの状態ですので、ジュエリーに加工することができます、

ペンダントがオススメです。

特に象が可愛い古代ローマの謎のインタリオです。
 
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古代ローマ 1世紀〜2世紀 謎の題材 水晶 インタリオ

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国 名
古代ローマ
年 代
1世紀〜2世紀
素 材
水晶
サイズ
1.7cm×1.4cm
コンディション
素晴らしいコンディションです。

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