古代ローマ1世紀 深い森のアルテミスの守り プラスマ インタリオ
古代ローマ1世紀の美しいプラスマのインタリオです、
古代神話世界に深く深く引き込んでくるような不思議な魅力があります、
このインタリオが小さな窓となり、
覗き込めば古代世界とつながっているような気がしてくるほどで、
実際にインタリオとはそういうものなのだと改めて思います。
モチーフはアルテミス、月と狩猟、貞操の女神です、
狩猟の女神アルテミスらしく、犬と共に狩猟をしており、
弓矢から弓を取り出し、矢を放とうとしているシーンが選ばれています、
石の大きさはたった0.7cm×1.1cmですから、
全体の構図の美しさに加えて、細い弓矢、膝丈のチュニックのひだ、サンダルなど、
細部の掘り込みが大変優れており、
こんなにも小さな石にこれだけの彫りが施されていることは驚異的で、
ここまで細かな彫りのインタリオもそうはありません。
アルテミスが弓を持って狩猟をしているこのポーズは
古代ローマ時代において有名であったようで、
当時の彫刻やモザイクにも同じものが見られます。
石の質感が大変美しくまろやかで深みのある濃淡の緑色のプラスマが選ばれており、
相当良いものとして作られたことが感じられます、
シーンと静まり返った深い森の空気を石に閉じこめたような美しいプラスマ は
狩猟の女神アルテミスにぴったりの石と言えるでしょう、
女神が神の早足で森の中を駆け抜けていることを感じさせる
類い稀に美しいインタリオは、女神から授けられた守りのようです。
ルースでのご紹介ですが、リングやプチペンダントに加工することができます。
Diana the Huntress
Guillaume Seignac