森の賢者フクロウをモチーフにしたアール・ヌーヴォーのリング、

オパールは幾重にも織りなす青や緑の輝きに溢れ、

赤い輝きは角度によって石全体をふんわりと覆うように現れます、

森の乙女のニンフが水遊びをする泉のような上質のオパールは厚みがあり、

石の中でふわりふわりと満遍なく

遊色が浮かんでは消える大変美しい石です。





オパールは縦長でボリュームがあり、

素晴らしい遊色の例外的な石です、

是非、動画もご覧になってください。





縦長のリングの幅を生かしたデザインで、

頭上に3つのルビーを飾ったフクロウの装飾が施されています。

フクロウはアール・ヌーヴォーのジュエリーにおいて

ルネラリックなどにも愛されたモチーフ、

優れた彫金で大きくフクロウが表現されているのも良いですし、

帽子のように鮮やかなルビーが頭に3つ留められているのも素敵ですね、







シャンクの脇にはプリカジュールエナメル 大きく使われています、

これだけ大きなプリカジュールエナメル はリングでは大変珍しく、

しかもコンディションが良く綺麗な状態で残っているものも希少です。

デザインも作りも例外的ですので、

サインはないですが、サインドピースの可能性があります。




側面から見たカーブも美しいですね。



馬のホールマークは1838年〜1919年に作られたジュエリーに打ち込まれています。




素晴らしい作りとデザインの例外的なアール・ヌーヴォーのリングです、

森の賢者フクロウがモチーフで、まるで魔法のリングのような

美しさがあると思います。