古代ローマ2世紀 コーネリアン インタリオ 太陽神ヘリオス・不敗の太陽神ソル
古代ローマ2世紀のコーネリアンのインタリオ、
鮮やかな朱色の艶のあるコーネリアンが選ばれています。
モチーフは古代ギリシャの神、太陽神ヘリオスです。
このインタリオは、ヘリオス神の特徴をよく捉え、
太陽の光を思わせる冠を身につけ、左手には太陽の鞭を手にしており、
僅か1.1cm×1.4cmの小さな石にとても細かく彫りんでいると思います。
古代ギリシャ人にとって太陽神ヘリオスは太陽そのものだと信じられ、
後の時代にはアポロン神などとも同一視されました、
特に、このインタリオが作られた2世紀頃には不敗の太陽神ソルとしても
ローマ帝国内で急速に信仰が広まっていたのです。
アウレリアヌス帝がパルミラの王女ゼノビアとの戦に勝利したことを感謝し、
不敗の太陽神ソルを国教にするなど、多くの人々に崇められました。
現在はルースの状態ですが、リングに仕立てることができます。
鮮やかな朱色のコーネリアンに刻まれた太陽神は
お守りとして勇気をくれそうなモチーフです。