サラマンダー ルビー ダイヤモンド 彫金リング 二つの結婚記念日
鮮烈な赤い色が目に飛び込んでくる本当に上質なルビーを使ったリング、
石の中にとても雰囲気の良いインクルージョンがあり、
それが、石の中で赤くキラキラ輝いており、
サラマンダーが生まれてきそうな、不思議な雰囲気を持った石だと思います。
縦幅の広さを生かして施された透かしの彫金と、
美しいルビーの組み合わせが実に華やかで、
上下は小さなダイヤモンドでキュッと縁取られているデザイン、
この美しいデザインのリングは以前にも扱ったことがあり、
中心に止められている宝石がエメラルドやターコイズ、サファイヤなど、
いろいろなパターンがあるようです、
当時流行のデザインであったことが伺えます。
このリングひとつでパッと手元が華やかになりますが、
他のルビーリングや、彫金リングとの重ねづけするのも、
とても素敵だと思います。
彫金部分はやや摩耗をしており、滑らかで優しい印象になっています。
摩耗は、このリングが持ち主に愛されて身に着けられてきた、
アンティークらしい魅力だと思います。
そして、このリングの内側には、
1899年12月7日 と 1900年1月1日 の、
二つの日付が刻まれています。
これは結婚記念日を記したものですが、何故、二つなの?というと、
当時、結婚は、市役所へ婚姻届を提出する社会的な結婚と、
教会で神の前で結婚を誓う宗教的な結婚の二つに分かれていました。
この日付は、社会的結婚と宗教的結婚をした日の両方を表しているのですね(^-^)
品質の割にお値段もお求めやすいと思いますので
ぜひ、この機会にどうぞ(^-^)