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15世紀 A&E シルバーギルト 隠しハートと古の愛の言葉 リング





大変希少な15世紀のシルバーギルトのシグネットリング、

イギリスのものでしょう、

長方形のベゼルには縄のような模様の縁取りが施され

アルファベットの A と E が組み合わせされた

勢いのある独特のモノグラムが刻まれています。

古い文字の解読は謎解きのようで難しくて面白いのです、

この二つのアルファベットの組み合わせ方もとても素敵でした。

少し読み方を解説したいと思います。



これは、粘土に押した画像です。

改めて見ても、直線と曲線がガタガタすることなく深く綺麗に彫られていることが分かります。



まず、一つはAですね。



もう一つはJかな?と思いましたが、

それだと青線の部分が意図的に内側に食い込みすぎていてちょっと気になります、、、

このリングのフープには言葉が彫り込まれていますので、

もしかしたらヒントが無いか、そちらもチェックしてみました。


このような古いリングに文字が刻まれている場合、

古い言葉ですから文法も今と違っていたりします、

そして識字率も低かった頃の指輪ですから、

文字よりも音での理解が先であった為に綴りが間違っていたりしますし、

文字自体も現代のアルファベットとはまた違いますので、

解読はとても難しいのです。


ですが、通常、このようなデザインのリングは婚約や結婚のリングであることが多く、

刻まれている文字も限られてきますから、

これはヒントになります。


フープに刻まれているのは CPARE NOT ME という言葉です、

文字より音が先行していた時代ですから、Cは恐らくSでしょう。


CPARE NOT ME、、、これには Don't separate me という意味があったのでしょう、

このようなリングには短い愛の表現が刻まれていることが多いです。




MEのEの文字が、ベゼルの文字と同じでしたので、、、



もう一つはEのようですね。



さらに、AとEを上手く組み合わせて彫ってあり、

粘土に押すと一部がハートに見えます、これは計算された彫りですね。

隠しハートも刻み込んだ本当に素敵なリングだと思います。



500年前の古のリングならではの落ち着いた雰囲気が漂っており、

このリングが生き延びた時間の重みを感じながら、

当時の絵画や音楽を見たり聞いたり、映画や本を読んだりしながら

身につけるのも楽しい贅沢なリングで、味わい深い時間をお過ごし頂けると思います。

フープにはCPARE NOT MEの文字と植物の模様が一周くるりと彫り込まれ、

フープの上下の角は面取りのように角が削られており、

経年変化ですべすべとした心地よい触り心地をしています。

シルバーギルトですので、表面がほんのりとゴールドがかったお色です、

摩耗により、ところどころにシルバーが見えて味わい深いですね。



文字が刻まれている為、サイズアップは出来ませんが、

内側にアタッチメントをつけることでサイズダウンをすることは出来ます。

コレクションにもぴったりの素敵なリングです。

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15世紀 A&E シルバーギルト 隠しハートと古の愛の言葉 リング

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国 名
イギリス
年 代
15世紀
素 材
シルバーギルト
サイズ
16号 1cm
コンディション
素晴らしいコンディションです。

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