古代ローマ2世紀 インタリオ カルセドニー トロフィー 奴隷の鎧と愛の神エロス アンティークチェーン付き ネックレス
古代ローマ2世紀のカルセドニーのインタリオ。
インタリオ は本当に沢山見てきたのですが、これはすごく珍しくて面白いモチーフで、
こんなインタリオ に出会えるのは幸せだなあと思ってしまいます。
中央のトルソーのようなものは、古代ローマ時代の鎧です、
その横には愛の神エロス が後ろ手に鎧に縛られています。
何を意味するかというと、古代ローマ時代、戦争で敵の兵士に勝利すると
その兵士が身につけていた鎧を戦利品や勝利の証として奪い、
木の幹に立てかける習慣があり、
兵士は奴隷にして、鎧とともに木の幹に縛ることもありました。
ですが、このインタリオの場合は、奴隷とされる兵士の代わりに愛の神エロス が縛られており、
これは、私は貴方への愛の奴隷、という意味になる、可愛いラブモチーフのインタリオ なのです。
古代ローマ人の素敵な愛の表現が感じられる面白いインタリオだと思います。
古代ローマ シルバーコイン
古代ローマ レリーフ
木の幹に鎧を立てかけるのは簡易的なもので、後の時代に偉大な勝利を讃える為に
大理石や金属で作られることもありました。

粘土に押すと彫りが良く分かります。
古代ローマのインタリオを使ってペンダントに仕立てています。
チェーンはアンティークを使っていますので雰囲気よく仕上がっています。
さりげなくお使い頂けるデザインですが、
セットされている石が約2000年も前に作られたインタリオですので、
身につけていると本当にワクワクします、
古のインタリオですから、お守り代わりに身につけても素敵なお品物ですね(^-^)