百合の紋章 ローズカットダイヤモンドリング アンリ・ダルトワの贈り物
輝く水面のような眩しさのローズカットダイヤモンドが贅沢に沢山使われ、
マーキーズシェイプのベゼルに大きな百合の紋章があしらわれたデザイン、
深いロイヤルブルーのギロッシュエナメル、、、
一目で特別なリングということが分かる存在感があります。
このリングはベルギーのリーニュ家が所蔵していた品物で、
フランス・ブルボン家最後の王位継承候補者であった
アンリ・ダルトワから、ウジェーヌ1世・ド・リーニュへ贈られたヒストリカルジュエリーです。
資料が残っているわけではありませんが、大きな百合の紋章をあしらった特別なデザインと
贅沢なダイヤモンドの使い方、リーニュ家から出たお品物ですので
由来は正しい可能性が高いと思います。
スタイルは18世紀ですが、作りは19世紀のお品になります。
エナメルの上部に若干のダメージがありますが、ほとんど目立たず、
アンティークですので通常のコンディションです。
左が"rose de Hollande"
右が"rose de Anvers"と呼ばれるカットです。
サイズ変更可能です。
大きめマーキーズのベゼルの前面に百合の紋章の装飾が施されており、
ローズカットダイヤモンドの輝きと相待って
眩く気品のあるリングです。