航海のお守り 希望の碇のコーネリアンシール
大きめのコーネリアンにかなり緻密な彫りが施されている
見応えのあるシールをご紹介致します。
素晴らしいのは彫りだけではなく、モチーフも他にはないオリジナルのものです
大きな碇に肘をかけ、天を指差す女性と、
地面には遠近を感じさせる波、その奥には帆を張った巨大な船が彫り込まれています、
彫りの美しさに加えて、何故作られたのか?を想像するのが楽しいお品です。
シールを粘土に押した画像です、
ここまで拡大しても美しい彫りであることに驚きます。
彫り込まれているのは碇に肘をかけて天を指差す女性と、
何重にも帆をはって遠くの海に浮かぶ巨大な船ですが、
碇は希望のシンボル、女性は天を指差し神を示していますから、
恐らく、この大きな船のオーナーや、この船に乗っていた人の航海の無事を神に祈って
お守りのような目的で作られたものなのでしょう、
これだけの大きな船ですから、重要な長旅であったことが考えられます。
このような特別なモチーフは他にはありませんので、
個人的な目的のもとに作られたことを示しています、
このシールを持って、こんなに大きな船に乗っていた人が、どんな旅をしたかと思うと
とてもロマンがありますし、いろいろなことが想像できて
本当にドラマティックで面白いです。
美しい彫りを楽しめるのはもちろん、
過去を想像できるアンティークらしい面白さに溢れた魅力溢れるお品だと思います。