18世紀 ロココの夢 ジャルディネッティ リング
ジャルディネッティ、イタリア語で「小さな庭」という意味を持つ
花束や花かごをモチーフにしたジュエリー。
このようなジュエリーは、17世紀〜18世紀の間に作られ、
当時インドからもたらされた色とりどりの美しい宝石が飾られ
花々を宝石で表現した愛らしいジュエリーです。
シンプルにダイヤモンドのみが使われたものもあったり、
植物をモチーフにしてしますが、デザインはバリエーションが豊かでした。
このリングのデザインは花束というよりは、野に咲く花をそのままジュエリーにしたような自然なデザインです、
濃い色の大きめのルビーとエメラルドが飾られており、当時の限られた人たちが持つことが
出来たジュエリーであることが伺えます。
このような年代の古いジャルディネッティは市場には全く出てこないお品物ですが、
コレクターの方から買い付けることができました。
18世紀には珍しい植物が沢山輸入されて、裕福な人たちは花々を愛でて過ごしました。
愛らしいジャルディネッティは私の大好きなジュエリーです。
18世紀のテイスト、雰囲気を感じることができます。
18 世紀らしい軽やかな作りのシャンクです。
19世紀のリバイバルのものになると、もう少しがっちりした作りになってきます。
指につけると雰囲気も愛らしく、古い年代ならではの味わいもあり
素敵なアンティークジュエリー ですね(^-^)