(もう一つご紹介している指輪とペアでの価格になります (^-^))

色鮮やかなピンクとグリーンの色の濃い美しいペーストが飾られ、
ハッと目をひく愛らしさに溢れた小さな花のような指輪です。
18世紀に流行した、イタリア語で小さな庭という意味の
ジャルディネッティのジュエリーからデザインのアイデアを得ているリングです。

このリングが作られたのは1830年頃ですが、
19世紀初期は金が今では考えられない程に高価であった為に、
質の良いジュエリーであっても、とても繊細な薄い作りをしています。

その為にコンディションが悪く、リングが潰れていたり、よれよれになっていたり、
時には修理跡がしっかり残っていたりしますので、
なかなかご紹介できる品質のものを見つけるのは難しいのですが、
このリングは完璧な状態で残っていてくれました。

写真では、チャーミングな実物の可愛い雰囲気を全くお伝えできておりませんので、
是非実物を手にとって頂きたいお品物の一つです。



ペースト部分は結構メタリックで鮮やかな輝きを放ちますので存在感があります。
繊細な作りのリングですから、ここまで綺麗な状態であるのは本当に珍しく
今まで大切にされていたからでしょう。



シャンクのデザインも雰囲気が良いです。



フープには羊の頭の刻印があり、この刻印が残っている
ジュエリーもまた希少です。

　サイズ　12号  1cm  1.3g



このリングは二つ一緒に買い付けており、もう一点お花のデザインのリングとペアです。
ペーストの色合いもあっていますし、
恐らく作られてからずっと仲良く一緒だったと思いますので、
離れ離れにしてしまうのは忍びなく、2つ一緒にお迎えしてくださる優しい方へ
ご紹介を差し上げたいと思っています。



お花のリングも可愛いです (^-^)



裏面には同じ位置に羊の頭の刻印が打ち込まれています。

サイズ　16号　1.1cm 1.6g



二つ合わせると小さな花束のよう、、、
小さくチャーミングな指輪達で、
見ていると思わず笑顔になってしまい、、、



か、可愛い〜!と声が出てしまうリングです、
でも、古の美しいアンティークですから、
甘すぎずに大人可愛い雰囲気で素敵です (^-^)

とても綺麗な状態で残っていますので、大切にしてくださる方へ
ご紹介できれば嬉しいです。
 

Portrait of Comtesse d'Haussonville 
Jean-Auguste-Dominique Ingres 1845